メレス・ゼナウィ首相は、国連のコヒ・アナン事務総長が呼びかけている“アフリカのグリーン革命”を推進するノルウェイ賞(賞金額200,000USD)の受賞者として指名されている。
授賞委員会は、首相が環境保護を考慮しつつ食料安全や栄養状況の向上に寄与したとして、第一回ヤラ賞を受賞すると発表した。
首相はまたエチオピアの政治変革を成し遂げ、国家開発作戦の手始めとして、地方の貧困対策を掲げたと紹介されている。
この賞はオスロをベースとする農業グループ、ヤラ・インターナショナル・ASAにより創設されたもので、持続可能なプロジェクトにより、アフリカの貧困と飢えの削減に貢献した個人、または組織を称えるものである。
授賞は9月3日にオスロで行われる記念式典で、アナン総長の経済顧問であるジェフリ-サック氏により授与される。
授賞委員会は、世界で最も貧困な国の一つであるエチオピアが、食料生産量の倍増、また1998年そして2001年に厳しい旱魃に襲われたにもかかわらず、GDP年間成長率が5.8%に達していると記している。
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