日本政府は、エチオピアの主要債務1440万USドルを取消した。
債務取消しは、重債務貧困国イニシアチブおよび第四回パリクラブの合意に基づき行われた。
財政経済開発大臣のサフィアン・アハメド氏と、駐エチオピア日本大使の泉氏は、金曜日に債務取消し合意に署名した。
合意の条件として、エチオピアは取消された債務を、国内の貧困削減に関係するプロジェクトに充てる。
署名に望んだ泉大使は、「日本は、国際的な枠組内での債務問題に取組んでいる。」と語った。
エチオピアへのローンは、アディス・アババ国際空港の拡張工事や、井戸掘削また地下水開発などに使用された。
泉大使は「この度の債務取消しは、全ての商務残存債務に相当するもので、これはエチオピアが日本に対して抱えていた、債務全額が取消されることになる。」と述べた。
さらに泉氏は、「最貧国が直面する債務問題に対し、日本は27の重債務貧困国が抱える債務額約54億USドルに貢献している。」と続けた。
そして、「日本の貢献は、取消し債務合計額(235億USドル)の、およそ4分の1に相当する。」と語った。
(Ethiopia News Agencyより, 07/21/06)
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