国民選挙委員会による選挙に関する、苦情・不満や不正に対する再調査 およびその他の調査過程に関する、UEDF, CUD, EPRDFの合同宣言
2005年6月10日
- 宣言への署名
- 国民の意思を尊重し、法律および憲法に照らし、国民選挙の全過程は成功裏にそして平和裏に終結したことを断言する。
- 全ての暴力行為や暴力への扇動行為を非難し、また同様の暴力行為や暴力への扇動行為を防止するため、可能な限り努力することに同意し、暴力拡大を阻止し、いずれの問題も法的そして平和的な解決を求めるものである。
- 選挙に対する不満・苦情や不正について、選挙公布法により決定される解決策を発表し、これに従うものとする。
- エチオピア国民選挙委員会、また関係手続きを司る裁判所を法的機関として認め、国家法に基づき調査された結果に対し、それらを覆そうとするいかなる行動も退け、憲法に謳われている権利に逸脱する偏見を捨て、これに従うものとする。
- 政党合同討議会は、手続きの透明性に力点を置き、政党間の争点を積極的に解決する立場である。
- 政党側から提出された299件の選挙不正事件に対し、再調査およびその他の調査のため、国民選挙委員会の決定を通知する。
- 意思決定手続きにあっては、透明性および信頼性を公に問う必要性を主張する。
- 調査過程の再検討に対して、参加の意思を表明するものとする。
- 国際監視人は、選挙調査やその結果に至る過程を監視するよう、緊急に要請されている。
- 2005年5月30日の政党合同討議会の合意に従い、当宣言への署名人はエチオピア国民選挙委員会により設立される不正調査班で、公平に且つ建設的な姿勢で参加するよう望まれている。
- エチオピア国民選挙委員会により指名された法律専門家で構成される特別不正再調査委員会の設立を通知し、エチオピア国民選挙の署名人は、特別委員会の最終意見に先立ち、提出されている証拠の解明、また新たな証拠提出のための公聴会への参加を可能とする署名を要求する。不正再調査委員会は、収集しうるあらゆる情報をもとに推薦意見を確実なものにする立場である。
- 不正再調査委員会の作業はすでに開始されている。署名人はこれらの要求に迅速且つ積極的に対応するよう、国民選挙再調査委員会を訪問する。
2005年6月13日
- 署名人は6月10日に作成された合同公開宣言を再確認するものである。
- 6月10日の宣言に対する署名人として、CUDは合同宣言への質問また前提条件などの声明文を撤回する。その他の署名人はこの撤回を歓迎する。
- エチオピア国民選挙委員会の苦情・不満再調査に関する原案作成期間に関して、署名人は速やかにそれを考慮し同意するものである。
- 署名人は6月10日の宣言を、公開的に、建設的また総括的に、そして総意として実行する準備が整っていることを明確にするものである。
※詳細な内容をお知りになりたい方は、エチオピア外務省およびWALTAのホームページをご覧ください。
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