エチオピアのカラフルな伝統文化を紹介
去る5月20日・21日両日、日比谷公園で開催された「アフリカン・フェスタ」では、エチオピア大使館のアブディラシッド・デュラネ大使はじめオール・スタッフが参加した。
大使館ブースでは、エチオピアの伝統楽器や衣裳、装飾品や絵画など、併せてウォッシュドやアンウォッシュドコーヒーの生豆(イルガチェフェG2やジンマG5などの)に加え、モカコーヒーを素敵なパッケージで紹介する各社製品など、数多くの品々を展示した。
その他、日本でも人気が高まりつつある、エチオピアの伝統的な「コーヒー・セレモニー」のブースには、沢山の日本人や外国人が訪れ大きな賑わいを見せた。参加者はユニークなコーヒー・セレモニーを興味深く見学し、焼きたてモカの香りや味を堪能した。
また「アフリカン・フード・コーナー」では、レストラン“クィーン・シバ”がエチオピアの伝統料理(主食の“インジェラ”にスパイシーな“ドロ・ワット”と呼ばれる鶏肉を使った料理)を提供した。
メイン・ステージでは、ファッション・ショーが開かれ、エチオピアの各民族衣装(アムハラ、オロモ、ティグレ、グラゲ、ワライタ、カンバタ、ハラリ、ソマリ、ガンベラ、コンソなど)を披露した。大変カラフルでそれぞれ異なる民族の衣裳の紹介し、エチオピアが多くの民族から成りたつモザイク国家であることを印象付けた。
日本のボランティアによる“モカ・エチオピアン・ダンス・グループ”は、メイン・ステージで各民族の代表的な、そして伝統的なダンスを紹介し、併せてワーク・ショップでは、参加者を巻き込んでダンスを共に練習し踊りあった。
このアフリカン・フェスタへの大使館の積極的な参加に対して、主催者である外務省から感謝状が届けられた。
さら“にエチオピア協会”や“日本国際食料支援機構(JIFH)”、また“アフリカ理解”などのNGOやNPOも参加し、エチオピア支援を訴えた。
このフェスタは外務省の主催で、アフリカの文化や伝統を日本でより広く知っていただくため、毎年開催されています。本年は在日の各アフリカ大使館の殆どが、また日本でアフリカを支援するNGOやNPOなどが参加しました。正式な参加数は未だ発表されていませんが、昨年の参加数7万人を上回る事は確実です。
コメント